werckerのTestFairy stepを作りました。これを利用することでTestFairyにAndroidのapkをアップロードできます。
https://app.wercker.com/#applications/539a59212e6afc0632000196/tab/details
ソースコード
https://github.com/fly1tkg/wercker-step-testfairy
使い方
1. wercker.ymlのdeploy stepにfly1tkg/testfairyを追加します。
必須のオプションは2つです。
- api_key: TestFairyのAPI Key、後で設定する環境変数にしておくのがいいと思います。
- apk_file: apkのパスを入れてください
API Keyは https://app.testfairy.com/settings から見ることができます。
例
deploy: steps: - fly1tkg/testfairy: api_key: $TESTFAIRY_API_KEY apk_file: app/build/outputs/apk/app-debug-unaligned.apk
2. deployの設定をする
Deploy TargetsのAdd Deploy Targetをクリックして、Custom Deployを選択します。
ここに環境変数でTestFairyのAPI Keyを入れておきます。
例
- Deploy Target Name: testfairy
- Environment Variable: TESTFAIRY_API_KEY: <TestFairyのAPIキー>
これで完了です。Auto deployの設定をしている場合は自動で、していない場合はdeploy to のボタンからdeployすると、ビルド結果のapkがTestFairyにアップロードされます。
オプションについて
- proguard_file: proguardのマッピングファイルのパス
- testers_groups: カンマ区切りで新しいビルドを通知するテスターグループを指定できます
- metrics: カンマ区切りで記録するメトリクスを指定できます
- max_duration: 最大のセッションの長さを指定できます。デフォルトは”10m”(10分)
- video: ビデオをレコードするかどうかを指定できます。 デフォルトは”on”
- video_quality: ビデオの画質設定です。”high”, “medium”, “low”から選べます。デフォルトは”high”
- video_rate: ビデオの1秒辺り何フレーム記録するか指定できます。デフォルトは”1.o”
- icon_watermark: アプリのアイコンにウォータマークをつけるかどうか。デフォルトは”off”
- comment: メールに載せるリリースノートを指定できます
利用できるメトリクス
- cpu: userとkernelのCPU利用率
- memory: プロセスのprivateとsharedのメモリ分析
- network: プロセスのネットワーク利用率
- phone-signal: 電波の強さ
- logcat: プロセスのlogcatの出力(READ_LOGSのpermissionが追加される)
- gps: アプリが利用してる場合のみ、位置情報
- battery: バッテリーの状態(BATTERY_STASのpermissionが追加される)
- mic: アプリで利用している場合のみ、マイクの音声
例
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