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AndroidのアニメーションBackportライブラリ「NineOldAndroids」を使う

AndroidのアニメーションのパッケージってちゃんとAPI Level 1から準備されていて、1年前僕が始めて受託でアプリ作ったときは、iPhoneに負けまいと壮絶なコードを書いたものです。あのときは若かったなー、受託のコードにどれだけ力入れてるんだって。(いや、いまでも受託アプリに大分力入ったコード書いてるぞ、、、こういう性格なんだな)

で、その昔っからあるanimationだと色々不都合で、ちょっと前につ部のミーティングで発表したスライドがこれ。

このなかでAnimationのBackportライブラリについて一言書いてあるのだけれど、僕はNineOldAndroidsというライブラリが良いんじゃないかなと思います。

NineOldAndroids
http://nineoldandroids.com/

こいつはHoneyCombで実装されたAnimationをBackPortするライブラリです。

これをつくったのはJakeWhartonさん。そう、あのActionBarSherlockを公開している人ですね。

簡単に使い方を説明します。

まずはダウンロード

NineOldAndroids – DownLoad
http://nineoldandroids.com/#download

ZIPでもTGZでもよいので、ダウンロードして展開してください。

WorkSpaceにNineOldAndroidsを追加

Eclipseを開いて、左側のPackage Exploreの上で右クリック -> import -> Android -> Existing Android code into Workspaceと選択

先ほどダウンロードしたファイルのlibraryフォルダとsampleフォルダを選択すればOK。これでサンプルが動くようになります。

サンプル以外でNineOldAndroidsを使う

Package Exploreで使いたいProjectを右クリック -> Propertiesを選択。

ウインドウが開いたら左側のメニューからAndroidを選択

Libraryの項目で先ほどのLibrary ProjectをAddすればOK。これで使えるようになります。

使い方

基本的にはHoneyComb以降のandroid.animationパッケージのクラスがそのまま使えるようになります。android.animation.*のかわりにcom.nineoldandroids.*をimportすれば使えます。sampleコードがいろんなアニメーションのデモをしているのでそちらを参考にしながらかくといいです。

参考) android.animation
http://developer.android.com/reference/android/animation/package-summary.html